日曜日。
平日より早い夜明け前に起きて、近所のパワースポットへ。
先週、同じ神社に行った時は11時頃で郊外のくせにひとがけっこういっぱいだった。週末の習慣にしようと思い、何となく朝のほうがご利益がありそうな気がして早起きをした。朝の神社は月並みな言い方だけれど、何だか凛としている。
習慣にしようと思ったのは、くだんのプロ野球の「運命の選手」の不遇が続いているため。じっくり手をあわせ、境内の大木にも手を添える。どうか力を貸してください。
その後、近くのファミレスに移動してモーニングをたべ、これを書いている。これも不思議なことなのだけど、家ではどうもべつのことをしてしまいがちなのに外に出るとこうした(仕事ではない、個人の趣味のものではあれど)書きものがすいすい捗る。プロの小説家でも似たようなことを言う方もいるけど、これはなぜなのだろうか。家の居心地が悪いわけではない、むしろ快適なのに。
きのうは先日受診した大腸カメラの病理検査の結果を聞きに病院へ。
軽い炎症のみで異常なしとのことで、ほっとひと安心。長い長い健康診断がやっと終わった。
ことしの健康診断は長くかかったけれど、かかったお医者はそれぞれいいお医者ばかりだったので、それはよかったなと思う。
いま住んでいるところは思いつきで引っ越してきた縁もゆかりもない土地だけれど、ほぼほぼ不都合は(いまのところ)なく悪くないと思ってきた。住みはじめてから数年経って、それなりにいい医者がいて、図書館とスパ銭と安いスーパーが近くてパワースポットがあって、むしろ悪くないどころかかなりいいんじゃないかと思いはじめている。
週末の映画鑑賞も続いていて、ずっと躊躇っていた長尺映画『ドライブマイカー』を2週に分けて鑑賞。基本、集中力が持続しないので3時間映画(ドライブマイカーは179分)は観ないことにしているけど、「分ければいけるかも」と思ってそうしてみた。仕方ないことではあると思うものの、やはり映画の没入感は減ってしまう。映画の感想として、179分が冗長だというということはまったくないのに。
家ですらこうなのに、劇場となると集中力のほかトイレ問題もあり、3時間どころか2時間もあやしい時がある。事前に大福をたべて飲まず食わずで鑑賞すれば乗り切れるかもしれないが、そうなるとせっかくのレジャーが修行っぽくなる。いい大人だけれど、映画館は子どもの頃と同じように楽しみの詰まったレジャーなのだ。
歳をとっての頻尿問題、というより、これは子どもの頃から抱えている癖みたいなもの。
何かいい案はないものだろうかと思案しつつ、とりあえず『オッペンハイマー』はこのドライブマイカー方式で行こうと思う。『ウィキッド ふたりの魔女』(160分)は(劇場で観たら迫力がありそうな映画だけれど)配信待ちかな。
きょうの本
村上春樹:『女のいない男たち』
映画『ドライブマイカー』の原作が収録された短編集。映画を観て答え合わせをしたくなって、久しぶりに本棚から原作本を引き出してみた。
「まるで筋金入りの菜食主義者が「レタスは食べられるか」と聞かれたみたいに」などと言った春樹節は全開で含み笑いが止まらないのだけど、それはそうとして映画との接点は大枠を除いてあまりない。原作というより、原案みたいなイメージ。
映画を受けての春樹の見解が気になってざっと検索したもののコメントのようなものは見つけられなかった。エッセイとかをあたれば、(ドライブマイカーに限らず、映像化に関して)何か語っていたりするんだろうか。